春ですね♪
元気かなぁと思っていた友人から、タイミングよくメールをもらってルン♪
昨年からお財布を探していたのですが、とうとう気に入ったデザインのものが見つかってルンルン♪
新しく通い始めたヨガ教室の雰囲気がとても良く、先生も素敵な方でルンルンルン♪
春はやっぱりいいわぁ~♪
と前ふりしておきながら、冬の頃の話。
1月、今年最初の悲しい出来事。
大事にしていた
お気に入りの急須を割ってしまいました(涙)
購入したのは2008年の1月頃、7年間愛用してきたので
寿命と言えなくもないのですが…
何せ、2年かけてようやく見つけたお気に入り。
新しいものを買う気になれず、金継ぎに挑戦してみることにしました。
最初は単発の講習会を探してみたのですが、見つからず。
東京で全3回の教室を見つけたのですが、かなり遠い上、
受講料は修理したい急須を2個は買えるお値段(-_-;)
結局ハンズで初心者キットを買って臨むことに。
漆にかぶれるのが怖くて、出勤日や約束のある日の前日を避けていると中々チャレンジできなかったのですが、翌日のランチがキャンセルになった某休日、今日しかない!と挑みました。
長袖のタートルネックを着てメガネにマスクにビニール手袋。傍から見たら相当アヤシイです(笑)。
蓋の大きく割れた部分は、漆だけでうまく修復できる自信がなかったので、「金継ぎ1年生」という本を参考に、エキポシ樹脂で接着しておいたので、それを覆うように漆を塗りました。
注ぎ口や持ち手のかけた部分は、砥の粉と漆を練ったもので形を復元します。
せっかくやるならついでだし…と、少し欠けのあった器を見つけて一緒に補修しました。
こんな感じでいいのかなぁ...と不安を覚えつつも作業終了、用意しておいた簡易のムロにいれました。
よかった!かぶれなかったー!後の作業は漆が乾くのを待ってからのなので、数日後になります。
待ち遠しい!
そして4日後。
細筆で漆を、内側から外側に向かって、できるだけ薄く細く…
1時間ほど待ってから、今度は金粉を漆の上に落して…
時間を置いてから真綿でぎゅっ、ぎゅっとおさえて金粉を定着させて、作業終了。
さて、仕上がりは!
…………………………。
…………………………。
…………………………。
微妙でした_| ̄|○
ここで、金継をする予定で↑のセットの購入を検討していらっしゃる方に、自分の失敗から気づいた事をいくつか。
・セット内容に本金泥粉0.2gと表示されていましたが、実際に入っているのは純金消4号0.2gでした。
・中に入っているものでほぼ事足りますが、入っている黒軸筆で細く線を引くのはかなり難しいかも。
・漆と砥の粉を混ぜたり、筆にとる漆を出しておくのに、古いハガキなどがあると便利。
小皿が1つついてはいますが、私はこれをテレピン油を入れておくのに使いました。
・はみ出た漆を拭くのに、綿棒も用意しておくといいです。テレピン油をつけて拭きます。
・手順書も入っていますが、ざっくりと簡単なものなので、これだけだタイミングややり方に迷います。
図書館などで1冊本を借りておくと良いと思います。たとえば、
金を蒔くタイミングは、
手順書:夏は20分、冬は1時間
本:息を吹きかけて、白くなった頃がちょうどよいです。
冬だったので1時間後に蒔いたら、漆が厚く塗り過ぎていたようでなだ乾いておらず、よれました(-_-;)
蒔いた後は、
手順書:金粉を蒔いた線上を真綿で軽く押して接着させる。
本:↑と同様の事+外側から線の中心に向かって、寄せるようにおさえるとうまくいきます。
と、本はちょっとしたコツが書いてあったりします。
私は何冊か借りていたのにも関わらず、ちゃんと読まずに進めてしまったのでこの様な結果になりましたが、これから挑戦される方は是非!基本をしっかりおさえて素敵に仕上げて下さいね^^
あまりきれいにはできなかったし、せっかくの時計の模様が消えてしまいましたが…
味があると言えば言えなくもない?(←無理矢理)
何回か使っているうちに、少しずつまた愛着が湧いてきました。
もう割れずに、末永くがんばっておくれ〜^^
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