おぼえがき:メモリアル・デー
5月の最終月曜日はメモリアル・デーという祝日で、日本で言う「お盆」のような日なんだそうな。
調べてみたら、戦没者を追悼すると同時に、旅行やピクニックに出かけて初夏を満喫する日でもあるそう。
その為か、その前の土曜日あたりから、お店の閉店時間が早くなっていたり閉まっていたりしていました。
知らなかった私は、可愛いサンダルを見つけて後でもう一度見に来よう!と思っていたらお店が閉まってしまい、ちょっと悲しい思いもしました。
これからこの時期にお出かけの皆様はご注意を!
5月28日(日)6日目。
この日はタイトル通り、ワイナリーを巡るツアーに参加しました。
サンフランシスコに来た目的の半分は、ワイナリー巡りだと言ってもいいくらい。
なのに日本からネットで探しても、気にいったプランが見つからず、空港に置いてあったクーポンブックや観光案内所のパンフレットを見ても、今ひとつ…。
探し疲れた感もあり、結局ホテルのツアーデスクで申し込んだのですが、これが中々、良かったのですよ〜。
早朝ピックアップに来たバスに乗り、ツアー催行会社のオフィスがある(またまた)フィッシャーマンズワーフへ。
ここでツアー代金を精算してコース別のバスに乗ります。
窓口の格闘家みたいなお兄ちゃんが、
「ではあちらのバスになりますので、出発まで少々お待ちくださいませ〜」
と、超流暢な日本語を話したのには笑いました。
人は見かけによらない。
バスの中で出発を待っていると、ドライバーのおじさんが「皆さん、ちょっと待っててね!」とバスを降りていってしまった。
遅刻している人でも迎えにいったのかな?と思ったら、何やら手に持って帰ってきました。
「あそこのお店のタピオカドリンク(だったと思う)、美味しいんだよね!あっ、でももう出発しちゃうから、みんなはもう買いにいけないけどね!」っておい!先に言わんかい!
こんなとぼけた人がドライバー&ガイドとなり、バスは出発。
前日あんなに苦労して渡ったゴールデンゲートブリッジをするっと通過し、サウサリートを抜け、一路ソノマバレーへ。
1件目のワイナリー、"Vianca"に到着。
館内に入り、簡単な案内を受けた後、お待ちかねの試飲スペースへ。
オーナーさんから「ここの樽はとてもいいものを使っているんだよ〜。イタリアの製法を取り入れていて、素晴らしいワインができるんだよ〜。(通訳:ダンナ)」と、ひとしきり自慢…もとい、説明を聞き、「Cheers!」で乾杯。
3種類飲ませてもらったけれど、一番最初のがものすごく美味しかった!
甘口じゃないんだけど、甘い香りのする赤。自慢するだけはあるわ(笑)
$10くらいの手ごろなものだったので、お買い上げ。
(ブログをサボっている間に飲んで瓶も処分してしまい、なんと言う名前だかわからなくなってしまったのが残念!写真くらい撮っておけば良かった。)
試飲の後はお庭を散策。お天気も良く、高台にあるので見晴らしが最高です!
ここはしっかり商売をしていて、ワインに合うつまみ類やペーストも作って販売しています。トマトアイオリソースを試食したら、とっても美味しかったのでこれも購入しました。
Viancaを後にしてバスに乗ること十数分、次の"Madonna"はかなり小規模なワイナリー。
到着すると、まずはブドウ畑へ案内されました。
そこでオーナーから「うちは有機農法・無農薬ワインを作っているから、とても手間がかかるけど、すごくいいワインなんだ!」という自慢をとくとくと聞き(笑)、貯蔵庫でさらにその続きを聞き…ここのオーナーのトークが一番熱かった!
そしてようやくみなさんお待ちかねの試飲コーナーへ。
4種類を飲み比べ。飲んでも無農薬とそうでないのとの味の違いはわからなかったけど、きっと体にいいのね♪
試飲の後はやはり外へ。
Viancaのようにきれいなお庭はありませんが、素朴なブドウ畑の風景が、これまた素敵でした。
ここまでがソノマバレー。この後はナパバレーに向かいます。ここで、事件発生!
バス出発し、"Madonna"ワイナリーの敷地から出ようとした時に、バスにカメラを向ける怪しい人影!?
パパラッチか?なんて笑いながらやりすごし、バスが走っていると、な〜んとまた出現!
車から身を乗り出して撮影しているではないですか!
これを見て車内は大盛り上がり、ドライバーさんに「抜いちゃえ!」コール。
ドライバーさん、みんなの期待に応えてスピードアップ。
抜き去って大歓声を受けます。
(ちなみに、後ろを走っているのはワイントレイン。
車窓からブドウ畑を眺めながらワインと食事をを楽しむ列車で、人気だそうです♪)
すると!
なぁ〜〜〜んと向こうも、負けじと抜き返そうとしてくるではありませんか!
車内、大笑いしながらブーイング。
そうこうする間に目的地に到着。
なぁ〜んのことはない、この人、ツアー会社の人で宣伝用のビデオを撮っていたのでした。
ドライバーさん、散々のっておいて!人が悪いなぁ(笑)。
おかげで楽しかったのですけどね!
この後は、ランチ!