【4月14日 土曜日】
この時期、京都のホテルは高いだろうし、まぁ帰りは伊丹(空港)からだし…と、3日目の夜は、新大阪のビジネスホテ
ルを予約していたのですが、急遽京都駅前の「アパヴィラホテル」に変更しました。
耐震構造云々で再開したばかりだったせいか、駅前にも関らず、この時期でも格安で部屋がとれてラッキーです。
部屋は狭いけど清潔だったし、ホテルの1Fに入っているシアトルズベストで朝食バイキングが付いていたのも◎。
→のプレート+別のお皿に山盛り海草サラダと、しっかりいただきました。
飲み物はオレンジジュースとミルク、コーヒーがあったと思います。
朝食を食べ終わって8時半。お天気も良い。散歩にでもでかけましょうかね?
地下鉄で烏丸御池まで。5分歩いて
松栄堂本店へ。(9時開店です。)
お店に入った瞬間からふわぁっと漂ういい香り。
気になったのは、Xiang Doというシリーズの、コーヒー・ティ・煎茶の3種類の香りが入ったもの。
飲み物自体の原料は入っておらず、その香りを表現するのはかなり難しかったそうです。松栄堂としてはかなり冒険的な試みだったのだとか。
若い女性の店員さんが熱心に説明してくれて、面白そうだったので、購入してみました。
烏丸御池からまた京都駅に舞い戻り、京都伊勢丹でダンナのお土産をゲット。
ホテルをチェックアウトして、Kとの待ち合わせはまたまた烏丸御池^^;
一度に行けってね…?いや、色々事情がありましてね。
歩くこと15分ほど、目的地はこちら、
一保堂さん。
この風格ある店構えは、真正面から撮りたくなりますね。
午前11時より、お茶の淹れかた教室「番茶を楽しむ。」に、参加でございます。
一保堂の喫茶室「嘉木」に行こうと場所確認のためにHPを見ると、教室のお知らせを発見。
しかも、ちょうど京都から帰る日に開催じゃないですか。
これは参加せねば!と、問い合わせたところ、まだ少し席があるとのお返事。
Kも「行けるで♪」ということで2名で予約させていただきました。これがホテルを京都に変更した理由その1。
まずは「番茶ってなに?」というお話から始まり、お茶ができる行程や番茶の種類、それぞれに合う食べ物の紹介などなどためになるお話。
4人の女性が講師役として代わるがわるお話をして下さったのですが、
とてもテンポがよく、笑いもありで、教室はとても和やかな雰囲気。
お茶の淹れ方のポイントの説明とデモンストレーションがあり、そこでも目からウロコ。
たっぷりの茶葉を淹れて熱湯を注いで30秒。
これって、蓋をしてから30秒だと思っていたのですが、茶葉に熱湯が触れた瞬間から30秒なんですって!
知ってました?ねぇ知ってました!?
その後に3〜4人のグループになって自分達でお茶を淹れるのですが、その頃には同じテーブルの方ともすっかり打ち解け、楽しいお茶時間に。
自分達で淹れたお茶を「美味し〜い!」と自画自賛(笑)。
いや、本当に美味しかったんですよ!
そして美味しいお茶には美味しいお菓子がつきもので…
北野天満宮近くの「澤屋」の粟餅を用意していただきました。
モチモチの食感と素朴なお味は、お茶請けに最高です。
同じテーブルの方は前回の教室にも参加されたのだそうで、
その時はとおっても美味しいワッフルがだされたのだとか。
いいなぁ〜。しっかりお店の名前は聞いたので、次回は買いに行かなくちゃ!
別の方からは京都の隠れた桜の名所も教えていただいたりして、
今から帰るというのに、もう次の京都訪問の予定を立てたくなりましたよ。
さてさて、肝心のお茶ですが。この日に紹介していただいたお茶は、
極上ほうじ茶、朝緑(くきほうじ茶)、極上玄米茶、若柳、いり番茶の5種類。
家では極上ほうじ茶を飲んでいたのですが、朝緑の方が好みであることを発見。
千葉そごうでも買えるのだけど、せっかくなので本店で茶葉を買って帰りました。
今回、半兵衛麩、松栄堂、一保堂と訪れて思ったのは、お店の方の接客・商品説明が素晴らしい!ということ。熱心に説明してくれるのですが、決して押し付けがましくない。
自分のところの商品が好きで、誇りを持って働いていらっしゃるのだなぁ…
と感じました。老舗の力ですね!
「お茶の淹れかた教室」楽しい1時間でした。また機会があったら、参加したいな。
さて、お昼。飛行機の時間もあるので、あまり遠出もできません。
近くでどこか、いいところはないかなぁ?
と探して見つけたお店は、歩くこと10分ちょっと、丸太町の「
ツキトカゲ」。
一保堂さんもそうだったけど、お店の前に自転車がとまっているあたりに
京都らしさを感じますね。
京町家を改装した店内は、かなり落ち着きます…
お庭を眺めながらいただいたのは、日替わりランチ。
メインは地鶏のフランボワーズソース。
えっ!フランボワーズ?と思ったけど、美味しかった。
お腹も満たされたところで、京都ともお別れ。名残惜しいですが、大阪空港へ向かいます。
次はお土産編など。もう1回だけお付き合いくださいませ!