妙に右下の前歯がしみるのです。
虫歯か?知覚過敏か?と思いながら退社し、自宅でふと鏡を見ると、どうもその歯の上部が欠けております。
気が付いた時にはもう歯科は閉まっている時間。明日は休診日。途方にくれているしまぞうです。
週末、ダンナに内緒(でもないけど)で、昼間っからワインを飲んで、ゴージャスランチを食べた罰なのでしょうか…
気を取り直して、11月に観た映画、UPしそびれていたものをいくつか。
これは3月のフランス映画祭での鑑賞を逃して以来、心待ちにしていたこの作品。運よく試写会に行くことができました。
【STORY】
心臓病で余命いくばくもなく、助かるには心臓移植しか手はない元ダンサーのピエール(ロマン・デュリス)。
静かに療養生活を送っているピエールを案じた姉エリーズ(ジュリエット・ビノシュ)は、彼と同居を始めることに。そんな状況の中、ピエールは周りの人々の喜びや悲しみに満ちた日常に目を向けるようになる。
(シネマトゥデイ)
鑑賞したのがあまり段差の無い試写室で、前に座ったおじさんの座高が高いのか?髪型のせいなのか?
前半は字幕が見え辛かったのですが、しばらくすると彼はリラックスしてきたようで、視界が良くなりました(笑)
結構重いテーマですが、さぁ、泣いてください!的なシーンはなく、さらさらっと描かれているので観るのが楽でした。
(どっと疲れるモノもあるので。)
重くはないけど、薄っぺらくもなく、沢山の人が出てくるけれど、それぞれの人生が、少ないシーンながらもちゃんと描かれていて、後で「あの人はその後、どうなったんだろう…」と思い出すことができる。
その絶妙のバランス感覚が心地よい作品でした。
それにしてもジュリエット・ビノシュ。いくつになっても可愛いなぁ…