万里の長城からバスで市内に戻り、ホテルに義父母を送り届けた後、私たちは地下鉄に乗って王府井へ。
2時間ほどで戻ってこなければならないので、ダッシュです!!
待ち合わせの場所と時間を決めて私は百貨店へお土産を物色に、オットはこの旅の最大の目的(?)であるCDショップへ。
私は大した収穫はなかったのですが、オットは目的のモノを激安で手に入れたようで、ニッコニコで戻って参りました。
少しだけ街を歩いて、夜市をのぞいて、タクシーでホテルに戻りました。
そして晩御飯を食べに出発ーー!ホテルからタクシーで20分くらいでしょうか、北京で今一番人気がある(らしい)点心のお店、金鼎軒へ。
お店は広く、4階まであるにもかかわらず満席!まず店頭で番号札をもらいます。
写真右端の赤いチャイナドレスのお姉さんにスタンドマイクでめでたく番号を呼んでもらえるまでは、外のテーブルに大量においてあるヒマワリの種をぼりぼり食べながら待ちます。
空席待ちの人が常に何十人もいるので、地面はヒマワリの種の殻だらけ…(^_^;)
みなさんお腹が空いているようで、お姉さんはマイクに向かう度にすごい視線を浴びていました(笑)。
私達は30分くらい待って、ようやく店内へ。
各自の飲み物を飲みながら待つこと数分、点心がテーブルに並び始め…。
好吃〜〜(ハオチー)!!!
エビ蒸し餃子に小龍包、青菜にチマキに大根餅、腸粉にシュウマイに
コーンスープ、どれ一つハズレが無く美味しい!!!
エビ蒸し餃子はお代りしてしまったほど。
テーブルに黒酢などの調味料がなかったのですが、どれも絶妙な
味付けがすでにされているので、結局必要ありませんでした。
唯一の誤算は、スープが巨大すぎたことぐらいでしょうか。
(2人とかで行くと、絶対飲み切れないと思います。)
お腹が空いていたところにこの美味しさで、夢中で食べてしまった為
ほとんど写真も撮らず(>_<)…うまくお伝えできないのが残念です。
しかも!4人でたらふく食べてビールも飲んで、全部で205元(約2600円)
ですよ、奥さん!
そりゃあ流行らないわけないよなぁ…!
わざわざタクシーで来た甲斐がありました♪
さて、明日は早朝空港へ出発です。
ホテルに戻って、荷物をまとめてお風呂にも入って、後は寝るだけ♪の状態で…今日の疲れは今日のうちに。
ホテルのお隣の"良子"は、AM1:30まで営業です♪
最後まで北京を満喫いたしました〜。
最後に、この旅行で気が付いたことをいくつか。
1.NHK「まいにち中国語」はすごい!
この旅をほぼスムーズに進めることが出来たのは、オットの中国語に負うところが大きいかもしれません。
タクシーの運転手さんに行き先を説明したり、料理を注文したり、スーパー等で欲しいものが置いてある場所を聞いたり、マッサージ店で要望を伝えたり、ちゃんと会話が成り立っていてびっくりしました。
2年前の中国出張の後から始めた中国語、完全に独学なので実践会話は今回が初めて、しかもここ半年は、某国家試験の為に中断していたのです。
オットによると、最初の半年にやったNHKの「まいにち中国語」が頭に残っていて、かなり役に立ったそうです。
もしこれから中国語を始められるという方がいらっしゃいましたら、小野秀樹講師の、NHK「まいにち中国語 ちがいのわかる6ヶ月」はオススメだそうですよ!
バックナンバーを見つけられた際は、是非♪
2.私は限りなく中国人に見えるらしい。
電車の中、駅のホームで、スマートカード(suicaみたいなもの)のデポジットを返してもらいに駅まで一人で歩いて行った時、前門周辺を散策している時などなど。
旅の間中、オットや義両親にはちゃんと(?)物売りの人が寄ってくるのですが、私だけやたらと一般人と思われる人から中国語で話しかけられ、(恐らく道を聞かれていたのだと思われます。)「あいきゃんとすぴーくちゃいにーず」と言うと、がっかりした表情で立ち去られることが多かったです。
中国顔、なんでしょうかね…。
3.北京の店員さんは、純朴素朴で非常に可愛い(人が多かった)。
たまたま、教育が行き届いたお店ばかり伺ったのかもしれませんが・・・上縁坊や良子、張一元で出会った、二十代前半かもしかしたら十代かも?っていう店員の女の子達が、実に真面目に働いているのに感心しました。
スマイル0円!みたいなこなれた感じではない、控えめだけどちゃんとしたサービスがとても好印象だったのです。
雑技を見に行く時のタクシーの運転手さんも何とか渋滞を抜けようと、裏道を駆使してとばしてくれたし、カルフールのお土産菓子コーナーにいたおばさんも、私の目当てのものをすごく一生懸命探してくれて。
国単位では色々あるけど…市民レベルでは、親切な人が多いんだなぁと。
最初は本当に乗り気ではなかった北京旅行でしたが、慌しいながらも随分楽しめました♪
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